2020.10.31
あなたも畳城主になれる!かるたの聖地・近江勧学館のクラウドファンディングがスタートしました
2020/10/31(火)
かるたの聖地として知られる近江神宮。その敷地内にある近江勧学館は、かるたの頂点を決める名人位・クイーン位戦や、”かるたの甲子園”として知られる、全国高等学校選手権大会など、さまざまな試合のメイン会場として利用されています。
『ちはやふる』にも登場し、かるたファン・ちはやふるファンにはすっかりおなじみのこの近江勧学館が今、新型コロナウィルスの流行により、危機に立たされていると言います。
基本的に密室・集団で行われるかるたの試合は、ウィルスの流行により一時、そのほとんどが中止・延期を余儀なくされました。このため近江勧学館も経営状況の悪化が免れず、去年より予定されていた畳替えの費用が捻出できなくなってしまったそうなんです。
ご存知のとおり畳は、かるたの試合には欠かせないものです。新型コロナウィルスの脅威が収束し、いつかまた、みなさんが気兼ねなくかるたの試合に臨むことができる日に備えて万全の体制を敷いておきたいと、このたび、近江勧学館のみなさんがクラウドファンディングをスタートされることになりました。
https://camp-fire.jp/projects/view/313415
私たちちはやふる基金も、もとはと言えば発起人・末次由紀の「近江勧学館に温水便座を送りたい!」という願いをきっかけに立ち上がった団体です(詳しくはこちら)。当然のことながら、勧学館の危機を黙って見ているわけにはいきません。そこでちはやふる基金では、今回のクラウドファンディング実現に向け、全面的に協力させていただきました。また、目標金額達成を心より祈念し、末次由紀による『ちはやふる』描き下ろしイラストをご提供させていただきました。
こちらは、一定額以上ご支援された方へのお礼のポストカードとして順次郵送されます。さらに今回は、2016年に末次が勧学館のために描き下ろしたイラストで、このクラウドファンディングのためだけの勧学館オリジナル百人一首かるたが制作されます。
このほかにも、リターンとしてさまざまな特典が用意されています。
詳しくはぜひ一度、プロジェクトページをご覧ください。
みなさんのご支援が、競技かるたの聖地存続の一助となります。近江勧学館と、競技かるたの未来のために、ぜひご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。