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2020.02.24

第1回ちはやふる小倉山杯 概要

2020/02/24(火)

第1回ちはやふる小倉山杯は終了しました。たくさんのご声援誠にありがとうございました!


開催日:令和2年2月23日(日)

場所:嵯峨嵐山文華館(2F畳ギャラリー)


結果

優勝:山下 恵令 準クイーン (東京明静会)

準優勝:粂原 圭太郎 名人 (京都大学かるた会)

3位:岸田 諭 準名人 (篠山かるた協会)

4位:山添 百合 六段 (京都小倉かるた会)


なお、詳しい結果につきましては、こちらをご参照お願い申し上げます。


 

出場選手

粂原 圭太郎(名人) 八段・京都大学かるた会

タイトル:第65,66期名人位、第64期準名人位、選抜大会優勝1回、2019年A級優勝11回

経歴:高校1年生の時にA級初優勝を果たし、大学では学生選手権を三連覇。京都大学を初の職域大会A級優勝と、大学選手権の優勝に導く。動きながら音を聞き分ける能力に優れ、最適化された手の出し方・札の配置で対戦を優位に進める。名人戦では、自陣右上段を巧みに利用して大逆転を果たした試合も多数存在。


Q1.好きな札:たきのおとは

Q2.大会前日の過ごし方:いつも通りに過ごす

Q3.小倉山杯への意気込み、観客の方へ一言 :競技かるたは、やった人にしかわからない、最高に楽しい競技です。

自分自身が楽しむのはもちろんのこと、皆さんに楽しんでもらえるよう、全力で頑張ります!



本多 恭子(クイーン) 六段・大津あきのた会

タイトル:第64期クイーン位、第56,60期準クイーン位、女流選手権優勝3回、2019年A級優勝1回

経歴:かるたへの情熱は人一倍強い。小学3年生でのA級昇級(史上最年少)以来、音に対する鋭さを磨き、立命館大学在学時には一流選手との練習で勝負勘を身につけた。就職後の練習量の少なさを集中力で補い、どんな状況でも冷静さを失わない勝負強さが持ち味。


Q1.好きな札:ひさかたの、せをはやみ

Q2.大会前日の過ごし方:かるた以外のことをする

Q3.小倉山杯への意気込み、観客の方へ一言:ちはやのように情熱的で、しのぶのように冷静なかるたを魅せられるよう頑張ります!



岸田 諭(59〜61期名人)八段・篠山かるた会

タイトル:第59,60,61期名人位、第55,62,66期準名人位、2019年A級優勝3回

経歴:幼少期より競技かるたに触れ、大学進学後に躍進。対戦相手の特徴を見極めた上で、状況により臨機応変に対応する柔軟性のあるかるたが持ち味。1音目の反応が鋭く囲い手を多用する一方、3字札における札際の鋭さも申し分ない。独自の理論に基づいた常識にとらわれないかるたは、見る者をもうならせる。


Q1.好きな札:相手が速い札を取るのが好きです(例:粂原名人の右上段)

Q2.大会前日の過ごし方:自分ルールの禁止事項があります。

-階段を上る(どうしても上る場合は、非常にゆっくりであれば可)

-自転車に乗る(電動自転車ならOK)

-膝を90℃よりも曲げる(正座なんて論外)

Q3.小倉山杯への意気込み、観客の方へ一言:これまで、競技かるたは実際にプレイする選手がメインで、観客に見てもらうことを主目的にした大会は初だと思います。大会の趣旨に沿って、競技かるたの魅力を伝えたいです。

競技かるたの実力UPを目指す選手の方々には、マネしたいと思ってもらえるような速さと技術を見てほしいです。観覧・視聴していただく方々には、有意義な日曜日だったと思ってもらえるように最後の一枚まで懸命にプレイする姿を見てほしいです。

観客、審判、読手、スタッフ、選手の全員で感動的な「リアルちはやふる」の世界を体感して素敵な1日にしましょう!



山下 恵令(62・63期クイーン) 六段・東京明静会

タイトル:第62,63期クイーン位、第52,55,64期準クイーン位、全日本選手権優勝6回、女流選手権優勝3回、2019年A級優勝3回

経歴:六歳の誕生日から父の指導でかるたを始める。2019年は「クイーン戦」を初防衛、「全日本かるた選手権」では六度目の優勝を果たし、自らが持つ5度の最多優勝記録を更新、「女流選手権」では三度目の優勝を飾り、三冠を制す。2008年に東京明静会の第四代会長に就任。毎週日曜日に同会の指導を行う。豊富な経験をもとに相手の個性を尊重した試合運びを心掛けている。


Q1.好きな札:これやこの

Q2.大会前日の過ごし方:猫鑑賞

Q3.小倉山杯への意気込み、観客の方へ一言:無念無想



坪井 寛行(第63期名人位決定戦東日本代表) 七段・東京大学かるた会

タイトル:第63期名人位決定戦東日本代表、2019年A級優勝4回

経歴:名門、暁星高校から東京大学へ進学。大学2年次より主将を務め、抜きん出たリーダーシップから数々の団体戦大会における東京大学チーム優勝の立役者となる。攻めがるたを身上とし、鍛え抜かれた体から繰り出される「必殺(敵陣)右下段」は圧巻。


Q1.好きな札:あさぼらけう

Q2.大会前日の過ごし方:普段通りの生活

Q3.小倉山杯への意気込み、観客の方へ一言:正面から斬り合って、綺麗に勝ちたいと思います。



荒川 裕理(47・48期クイーン) 六段・京都小倉かるた会

タイトル:第47,48期クイーン位、第46,49期準クイーン位、全日本選手権優勝1回、選抜大会優勝1回、女流選手権優勝1回、2019年A級優勝2回

経歴:2003年からクイーンを2期務める。出産・子育てを機に一線を離れるものの、2013年の復帰からは個人戦のみならず各会対抗団体戦、国民文化祭といった団体戦大会においても京都府の主力選手として活躍を重ねる。男性トップ選手と比べても遜色ない鋭い攻めが持ち味。自陣左上段に1、2字決まりを配置し、敵陣の札のごとく「攻め取る」稀有な技術の使い手である。


Q1.好きな札:特になし

Q2.大会前日の過ごし方:受付締め切り時間・大会会場までの行き方(電車の時間など)や、忘れ物がないかを再確認する。

Q3.小倉山杯への意気込み、観客の方へ一言 :小倉山杯に携わって下さる方々、日頃より支えて下さっている方々、応援して下さっている方々へ感謝の気持ちを忘れず、対戦相手を尊重し、一枚一枚一生懸命取りたいです。

速さだけではない競技かるたの魅力を少しでもお伝え出来ればと思っています。よろしくお願いします。



中島 宇一('19年A級優勝3回) 五段・東京大学かるた会

タイトル:2019年A級優勝3回

経歴:名門、暁星高校から先輩の坪井を追って東京大学へ進学。2019年は3月の学生選手権優勝を皮切りに、出場したA級個人戦の大会ではほぼすべて決勝まで勝ち進んでいる。男性のトップ選手には珍しい、全身のバネを利用した軽やかな取りが特徴。


Q1.好きな札:あしびきの

Q2.大会前日の過ごし方:お気に入りの爪切りで爪を切る

Q3.小倉山杯への意気込み、観客の方へ一言:初めての大舞台なので、悔いの残らないように頑張ります。



山添 百合(58・59期準クイーン) 六段・京都小倉かるた会

タイトル:第58,59期準クイーン位、2019年A級優勝2回

経歴:高校・大学で実力を開花させ、社会人となって更なる飛躍を遂げた。常に落ち着いた取りで、大一番となっても物怖じすることがない。また、攻守の切り替えが絶妙で、逆境においても連取を繰り出して態勢を立て直すことのできるかるたは不屈の精神を感じさせる。


Q1.好きな札:いにしへの

Q2.大会前日の過ごし方:1,2試合練習するのが理想です。できなければ反応練をしたり、過去の試合の動画を観たりします。

Q3.小倉山杯への意気込み、観客の方へ一言 :自分らしい取りができるように精一杯頑張ります。